熊野のご神木椥の木 熊野の御神鳥八咫烏


熊野には御神木・御神鳥があります。それは自然そのものを神と捉えているからで、熊野の自然を象徴する植物・動物が御神木・御神鳥になっていいます。
<椥(なぎ)>
上図左に示すように本殿の左右にあるのが御神木「椥(なぎ)」で、「梛」とも書きます。当社は古来より「梛の宮」とも呼ばれ、当社周辺は今熊野椥ノ森町といいます。この地名からも椥の木が鬱蒼と茂っていた地域であったことが窺われます。「椥」は中国の海南島や台湾等に自生する植物で、イチヰ科の雌雄異株の常緑樹です。一般には黒潮に乗って南紀四国九州などに定着したといわれており、日本民俗学の先覚、柳田國男氏はその著書「海上の道」で、日本人の祖先が日本列島へ渡ってきた経路を、大陸南部からまず沖縄に移住し、そこからさらに日本列島各地へ広がっていったことを各地に伝わる民俗を資料に主張されています。黒潮は古代の重要な交通路であった、「椥」が熊野の御神木になっているのは、熊野信仰の原点が黒潮に乗って我が国に渡来した大陸南部の人々の信仰にあったことを示唆しています。
<八咫烏>
熊野に係る神社は、摂社・末社を含めると全国に3,000以上あります。その御神鳥が八咫烏ですが、その姿形は神社によって異なります。右に記すのが当社の八咫烏です。咫(た)とは長さの単位で、親指と人差指を広げた長さ(約18cm)一咫と言います。しかし、ここでは単に「大きい」という意味に使われています。



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